熱交換器のメンテナンス

熱交換器のメンテナンスは重要であり、また多くの場合は設置業者などに依頼することなく自社内で対応することが可能です。もちろん故障してしまったような場合は自社対応は困難でしょうが、日常的なメンテナンスであれば決してそんなことはありません。というのも、熱交換器は仕組み的にはかなり単純な機器の部類に入り、複雑な配線や配管などはありませんし、電気的あるいは電子的な知識などもほぼ無関係だからです。熱交換器にもいくつかの種類がありますが、要するにある容器の中に別の配管が縦貫しており、菅壁を隔てて高温の液体や気体が低温の液体や気体と接することで高温側から低温側へと熱が移動するという原理を利用しているだけのことです。

この説明だけでも全く複雑な装置や仕組みではないということが分かるでしょう。ですが、だからと言ってメンテナンスフリーということにはなりません。液体や気体がそこを流れる以上、元々含まれていた不純物や微粒子、塵芥などが付着することは十分に考えられるからです。また、確かに仕組み的には単純なものの、熱交換の効率性を高めるために、二つの移動相が接触する菅壁の面積は、交換器自体の大きさに比べてかなり大きなものとなっています。

簡単に言えば蛇腹のようにして接触面積を増やしているということで、構造上、それだけ不純物や塵芥などがたまりやすいことは否定できないからです。しっかりと日常的なメンテナンスを行うようにしましょう。