油汚れに強いアルカリ洗浄液

アルカリ洗浄液とは、アルカリ性が強い洗浄液のことです。液体は、0~14のpHによって性質を表現されています。pHが7前後を中性とし、pHが11以上ならアルカリ性です。そして、アルカリ性は数値が大きくなるほど洗浄力も高まる傾向にあります。

ただ、どんな汚れでも落とせるのではなく、液体の性質によって落としやすい汚れがあります。アルカリ洗浄液は、油汚れに強いのが特徴です。そのため、油汚れを落としたいならアルカリ性の洗剤を使います。料理では油をよく使うことから、食器洗い用の洗剤はほとんどがアルカリ性なのかと思う人も多いかもしれませんが、多くが中性洗剤です。

油汚れには有効なアルカリ洗浄液は、肌に必要な皮脂まで落としてしまうので、一般的な洗剤は中性洗剤が使われるケースが多いようです。そのため、アルカリ性の洗剤を使うときにはゴム手袋などをして使います。油汚れに強いアルカリ洗浄液ですが、そのまま使うよりも50℃以上のお湯も併用する方が高い効果が期待できるでしょう。温めることで油分を柔らかくする効果がありますし、油は50℃以上で溶けだすとも言われています。

熱によって油を落としやすい状態にして、さらに油に有効なアルカリ成分を使うことにより、効果的に油汚れを落とすことができるようになります。取り外せる部品などであれば、50℃以上のお湯とアルカリ洗浄液を入れた容器に1時間程度浸け置きするのも有効な方法です。取り外せない場所では、洗浄液で濡らした布やペーパーなどを貼り付けて30分くらい放置して拭き取るのも良いでしょう。