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富士登山で忘れてはならない高山病対策

富士山は日本の最高峰ですが、準備を万端にすれば初心者でも挑戦しやすい山として知られています。

十分な装備をししっかり体力作りをして、自分にあった無理のないペースで登れば、富士登山の成功はそれほどむずかしいものではないといわれています。しかし万全の対策でのぞんだ富士登山でも、登頂できずに引き返さなければならなくなることがあります。その大きな原因の一つは、高山病です。高山病は地上と比べて酸素濃度の低い高所で、体内に取り入れる酸素が足りなくなり、体が低圧や低酸素に耐えられなくなっておこる反応です。

病と付いていますが、いわゆる病気ではありません。症状はさまざまな形であらわれ、眠気や頭痛、吐き気、倦怠感などが代表的です。程度には個人差があり、ほとんど起きない人もいれば、意識障害など重篤な事態になる人もいます。そのため富士登山にさいしては、高山病についても下調べをし、できる限りの予防措置をとることが大切です。はじめから体調不良や寝不足、二日酔いなどという場合は、登山を見合わせるような覚悟が必要です。

そのうえでまずすべきことは、慌てずにゆっくりと体を高所に慣らすことです。多くの場合五合目から本格的な登山になるので、最初に五合目付近で、順応時間をとります。登り始めても、急がずにゆっくりと進み、深い呼吸を意識しながら登ります。体を締め付けない服装で、水分を適度にとり、細心の注意をはらいながらもリラックスを心がけます。症状が出てしまったら登るのをやめ、腰をおろしてゆっくりと休憩します。

落ち着いたら血流が良くなるように軽くストレッチするなども有効です。酸素ボンベを利用したり、頭痛薬を服用したりといった対応をとることができます。症状が回復したらまた登り始めます。どうしても良くならないようなら、ひどくなる前に下山という決断をしなければならない時もあります。

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